週報詳細

第3203回週報

例会日:2021年5月14日

会長の時間/温水会長

皆さん、こんにちは。新型コロナウィルス感染関係ですが 宮崎市、北諸県郡の方で爆発的な感染が広がり宮崎県は県 独自の緊急事態宣言を5/9~5/31を目途に出しました。そ の後も感染者はなかなか減らず、園の方も毎日、びくびくで す。保護者が感染した為、子どもの園児が濃厚接触者でPCR 検査の対象になり結果が出るまでは最悪の場合も考えての 準備をしたり、職員の家族が県外との往来があったら職員 の家族が濃厚接触者になったからと職員を自宅待機でお願いしたりしています。 最悪の場合というのが職員・園児に陽性という連絡が入り次第、園児はその時点 で全員おむかえに来てもらう。その為の連絡文や連絡網を準備しておく、保健所 の聞きとり調査後何日間の休園にするか、園の消毒をどうするか等の指導を受け る。と三股町役場にアドバイスされています。いつまでこの緊張が続くことやら? 幸いワクチン接種が高齢者より始まっています。周りでも1回目の接種が終わっ たとか、予約ができているとか聞こえてきます。接種希望者の全員がスムーズに 摂取完了し1日も早く前の生活に戻りたいものです。さて子育てに関する話をひ とつ。先日、目にした子育て情報誌に面白い記事がありましたのでとりあげます。 「子どもと一緒にいると疲れる」子どもたちと一緒に過ごすとなぜ大人は疲れる のか。子どもの権利条約の精神的条約の精神的な父と言われたヤマシュ・コル チャックはこのように言います。「子どもの感性の高みに追いついていけなくなっ ているから疲れるのだ」つまり、身をかがめたり、腰を曲げたり、体を縮めたり、追 いかけっこをしたりするから疲れるのではない。コルチャック先生はこう語って おられます。これも疲れますけどね。疲れるのは体力的に追いつかないからでは ない。子どもたちの感性の豊かさに追いついていない、失っている、そんな自分 に気づくから疲れるのだ。この言葉は胸をつきます。子どもの溢れんばかりの知 性に経験だけの知識になりがちな大人は追いついていけないのです。だから子 どもと一緒にいると疲れるという表現は間違っている。その事を、まず私たちは 振り返ることが必要なのです。毎日、子どもと接する中で子どもたちの「表現した いなと思う意欲」「知りたいなと思う知性」にはびっくりする事もあります。これが 土台となり知識になります。私たち大人も持ち続けていきたいものです。もう一 つ面白い言葉が載っていました。第二次世界大戦前、賀川豊彦氏の言葉です。「子 どもは6つの権利を持っている」それは「食う権利」「眠る権利」「遊ぶ権利」「叱ら れる権利」「夫婦けんかをやめてもらう権利」「親に禁酒を要求する権利」がある というのです確かに…と改めて思った言葉でした。以上、会長の時間でした。

本日のプログラム(担当 社会奉仕委員会 「社会奉仕賞授与式」)

本日のプログラム
(担当 社会奉仕委員会 「社会奉仕賞授与式」)

住所:都城市山田町
内容:山田地区主任児童委員(平成6年~平成28年)
山田町VO連絡協議会長(平成13年~現在に至る)
山田地区社会福祉協議会事務局長(平成17年~現在に至る)
山田町子どもボランティア「ひまわり隊」(平成17年~現在に至る)
読み聞かせグループ「ドロップス」(活動中)
新穂さんは「笑顔の素敵な子どものいる町、溢れんばかりの子どもの元気な声の聞こえる町、子どもが健やかに 育つ町はきっとみんなが幸せになる町」として、子ども達と一緒に華やかでもなく、見返りもなく、ささやかな活 動としてボランティア活動を継続的に実施している。また、常に山田の子供たちのことを考えており、時には厳し く、やさしく、励ましながら子どもたちの自主性を尊重しながら暖かく見守っている。平成17年からこどもボラ ンティア「ひまわり隊」を立上げ、小学生・中学生(男女問わず)で構成し、年間の活動を自分たちで考えて行動 している。活動時には、おそろいの黄色いTシャツ(胸元にはメンバーの考えたイラスト)を着用している。活動 内容としては、毎年、環境活動(リサイクル、清掃など)募金活動(かかし祭り、赤い羽根共同募金など)幼児交 流(保育園、こども園)障害者交流(山田りんどう福祉会)高齢者交流(高齢者施設訪問、高齢者宅訪問等)をし ている。令和2年度は、コロナ感染症感染拡大防止のため交流活動を実施することが出来なかったが、今だからこ そ出来ることについてみんなで話し合い、高齢者施設入所者の方とのビデオレターでの交流やバースディカード作 成などを行った。ひまわり隊で活動した児童・生徒(高校生や大学生)は、長期休み期間などを活用して活動に参 加し、後輩の指導など行っている。
また、山田地区社会福祉協議会の活動として、子ども達の将来を考え学習に不安のある子ども達に対しての場を 提供している。参加した生徒たちは無事に高校に入学し、将来に向かって勉強や部活動、ボランティア活動に取り 組んでいる。生活や食事面での相談にも応じており、必要であれば関係機関にも繋いでいる。
読み聞かせグループ「ドロップス」では、保育園・こども園・小学校等で絵本や紙芝居の読み聞かせを行ってい る。最近では、紙芝居に音響(ピアノや打楽器など)を付けたり、山田のことばで話をしたりと趣向を凝らした活 動をしている。核家族が増え、祖父母との同居も少なくなってきており、地元(山田)のことばに接する機会も少 なくなっており、紙芝居を通して地域を愛する気持ち・地域の良さを伝えている。

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